女性役員の「お悩み」、どんなこと? 増やすために効果的な施策は何か

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役員であることの理由「仕事内容に興味ややりがいを感じて」

図1 「役員を初めて引き受ける際にネックになったこと、不安に感じたこと」は?(Waris調べ)
図1 「役員を初めて引き受ける際にネックになったこと、不安に感じたこと」は?(Waris調べ)

   「役員を初めて引き受ける際にネックになったこと、不安に感じたこと」(複数回答)を聞いたところ、「責任の増加」が45.3%、次いで「能力・経験が不足していると感じた」の28.1%が続いた。

   「仕事の内容をイメージしにくい」(18.8%)や「報酬などの処遇と仕事量のバランス」(17.2%)、「ストレスが増えそう」(15.6%)といった不安があるようだ。【図1参照】

図2 「ストレスが増えそう」といった不安も...(Waris調べ)
図2 「ストレスが増えそう」といった不安も...(Waris調べ)

   現在役員を担っている人に、その理由を聞いた(複数回答)ところ、「仕事内容に興味ややりがいを感じて」と答えた人は59.4%で最多。次いで「女性活躍に貢献したい」が51.6%、「経験を積みたい」が48.4%、「経験やスキルを活かしたい」が45.3%となった。

   「キャリアビジョンの実現のため」(35.9%)、「女性のロールモデルになりたい」(29.7%)との理由が続いた。【図2参照】

   さらに、役員で苦労や不満に感じている点(複数回答)を聞いたところ、最も多かったのは「フィードバック・評価が受けにくい」で、37.5%の人が答えた。

   「役員周辺業務に関する学びの場が少ない」が32.8%、「ロールモデルが少ない」23.4%、「横の繋がりが作りにくい」21.9%、「相談相手がいない」と「会社側からのリクエストがつかみにくい」がそれぞれ20.3%で続いた。

   「報酬などの処遇と仕事のバランスが合っていない」も18.8%だった。【図3参照】

図3 「フィードバック・評価が受けにくい」のが不満(Waris調べ)
図3 「フィードバック・評価が受けにくい」のが不満(Waris調べ)
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