小田急に続き、京急も...鉄道の「子供運賃」均一化広がる 今なぜ?経営への影響は?

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大阪の泉北高速鉄道も「子供均一運賃」導入へ 通学定期券代の「ポイント還元」施策おこなう会社も

   首都圏だけでなく、近畿圏でも同じような動きが始まっている。

   大阪府内で事業展開する泉北高速鉄道は2023年10月から、ICカードで乗車した子供の運賃を「一律50円」にする計画だ。

   泉北高速は同じ10月から、大人の初乗り運賃を現状の170円から180円に引き上げるなど運賃改定を実施するが、通学定期については運賃を据え置く。子供運賃の一律50円化とともに、「子育てしやすい環境を提供したい」とPRしている。

   一方、子供均一運賃とはニュアンスは異なるが、東武鉄道は子供の通学定期券を東武カードで購入した場合などに、定期券代の全額分をポイントで還元する「子育て応援プログラム」を22年春から実施している(エントリーが必要となる)。

   政府が子育て支援策を相次ぎ打ち出すなど子育てをめぐる環境が注目される中、鉄道各社の多彩な取り組みが今後も増えそうだ。(ジャーナリスト 済田経夫)

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