「ルールどおりに仕事したので、私は悪くありません」お客様からのクレームに鈍感な若手社員...どう諭す?【上司力を鍛えるケーススタディ CASE29(後編)】(前川孝雄)

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改善策の提案を考えさせる

   仕事の目的の共有ができたら、「その目的をよりよく実現するためには何が必要?」「どんな仕事の改善や創意工夫があると思う?」と問いかけ、若手社員に考えてもらいましょう。上司として特に踏まえておきたい点や、組織との関係で留意すべき点があれば、アドバイスします。

   部下から出されたアイディアに調整や再考が必要であれば、わかりやすく指摘することも必要です。その際に大切なのは、その理由に本人が納得することです。よき提案はできるだけ尊重することが望ましいのですが、仕事の質の担保やリスク回避の見極めも重要です。失敗を恐れずとはいえ、許容できるチャレンジの範囲がどこまでか、必要なら上層部とも相談しながら進めましょう。

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