改善策の提案を考えさせる
仕事の目的の共有ができたら、「その目的をよりよく実現するためには何が必要?」「どんな仕事の改善や創意工夫があると思う?」と問いかけ、若手社員に考えてもらいましょう。上司として特に踏まえておきたい点や、組織との関係で留意すべき点があれば、アドバイスします。
部下から出されたアイディアに調整や再考が必要であれば、わかりやすく指摘することも必要です。その際に大切なのは、その理由に本人が納得することです。よき提案はできるだけ尊重することが望ましいのですが、仕事の質の担保やリスク回避の見極めも重要です。失敗を恐れずとはいえ、許容できるチャレンジの範囲がどこまでか、必要なら上層部とも相談しながら進めましょう。