「ルールどおりに仕事したので、私は悪くありません」お客様からのクレームに鈍感な若手社員...どう諭す?【上司力を鍛えるケーススタディ CASE29(前編)】(前川孝雄)

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失敗は繰り返さないことが大事と伝える

   仕事上のミスや失敗は、無いに越したことはありません。しかし、人が行うことである以上、皆無ではありえません。まして若手社員は新しい仕事への挑戦も多く、多くの課題に直面します。

   そこでしっかり伝えるべきは、失敗じたいがダメなのではなく、同じ失敗を繰り返すことがダメだということ。学習することが重要なのです。失敗を犯してしまったら、まずは応急処置。その後、振り返り、何が原因でどうすれば今後繰り返さないかと自問させるのです。

   冒頭のCASEの例などトラブルやクレームの際には、マイナスを被った相手の立場に立って考えることが大切だと教えることも必要です。

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