繊細な人に向いている職業 作業に一人没頭できる仕事の傾向
引き続き、繊細な性格の人に向いている仕事を聞いてみると、1位は105票で「事務職」、2位は75票で製造業、3位は58票で「データ入力」、4位は49票で「ライター・校正」、5位は42票でクリエイティブ系という順位になった。
「作業に没頭できる仕事」や「環境の変化が少ない仕事」が多くランクインしているようだ。
1位の事務職の自由回答を見てみると、
経理事務。毎月決まったルーティーンをこなすだけだから。ある程度自分のペースで仕事をこなせるのも、向いているポイントだと思います(39歳・女性)
書類のチェック作業など。ミスのないよう、くまなくチェックできるから(55歳・男性)
という意見が上がった。
2位の製造業には、
化粧品メーカーのライン作業。アイメイクブラシなど細かい化粧品小物を製造するには、繊細さや手先の器用さが求められるから(36歳・女性)
アパレル商品の検品作業。細かな点に気づくので他人のミスを指摘できるし、ミス指摘の際も「書類への記入」「メールでの報告」なので、気持ちがラク(44歳・女性)
3位のデータ入力には
人に惑わされず黙々と作業でき、繊細さが活かせる仕事だからです(34歳・男性)
細かい部分が気になる気質は、一人で黙々と作業をするのに向いている(45歳・男性)
といった声が上がっていた。
最後にビズヒッツでは以下のように総括する。
「HSP(繊細さん)は、上司や同僚・顧客とのコミュニケーションで疲弊してしまうことが多い一方で、細部に気づき相手の気持ちに寄り添った対応ができます。
苦手なことを避けつつ特性を活かせる仕事としては、『ルーティンワークメインの事務』『製造業』『倉庫軽作業』などが挙げられました。製造・倉庫ワークは単発の仕事も多いので、まずはお試しとして単発で働いてみるのもいいですね。
また通勤電車や職場の音や臭いが苦手な人は、在宅ワークを探してみるのもおすすめ。『ライター』『イラストレーター』『IT系エンジニア』など、繊細な方に向いている職種には、在宅ワーク案件が豊富なものも多いです」