明日からできる人間関係改善方法! 1位は「積極的にコミュニケーションを図る!」
調査ではほかに、職場の人間関係を改善できた方法についても聞いている。
上の表のように、2位との倍以上の差をつけて1位になったのは、「コミュニケーションを心がける」だった。
同社では
「『コミュニケーション』『相手の承認欲求を満たす』など、積極的に相手に働きかける人も多いようですね。
一方で『相手や周囲を意識しすぎない』『苦手な人と距離をとる』など、相手を変えようとはせず自衛の行動をとった人が多かったのも印象的でした。
相手を変えるより自分を変えるほうが簡単と考える人も多いのでしょう」
とコメントしている。
自由回答の意見を見てみると
とにかく自分から話しかけるようにしました。仕事の話だけではなくたわいのない話もして、緊張やガードを緩めていきました(31歳 女性)
大袋のお菓子を買ってみんなで分けて食べると仲良くなりました。ギスギスしなくなります(42歳 女性)
などが挙がった。
このほか、「雑談をふってみる」「機会をみて自分の意見も伝えてみる」など、コミュニケーションを心がけて改善につなげた例が多数寄せられた。
コミュニケーションをとれば相手のことがわかり、自分の考えも知ってもらえるため、距離が縮まることが期待できる。
関係がギクシャクしている場合についても、「話し合うことでお互いスッキリしたり誤解が解けたりして、関係がよくなった」という体験談が寄せられている。
ほかにも、次のような声が挙がっている。
2位 相手や周囲を意識しすぎない
とにかくあまり気にし過ぎないことに尽きます。ストレスを溜め込まないように、自然体で接すると良いです(47歳 男性)
3位 苦手な人と距離をとる
悪口や文句の原因になることをなくすように、とにかく距離を置き、可能な限り話すことをやめた(32歳 女性)
4位 相手の承認欲求を満たす
「◯◯さんのおかげです」など、とにかく相手を持ち上げてほめまくる(33歳 女性) などの声が集まっている。
今回の調査結果に対し、同社では以下のように総括している。
「職場で人間関係が難しくなりがちなのは、よく関わる『直属の上司』『同じ部署の同僚』などです。
納得できない理由で怒られてムッとしてしまったり、仕事のやり方が合わなくてやりづらさを感じたりすることが多いのでしょう。
関係を改善した方法としては、『積極的なコミュニケーション』を挙げた人が多数。 しかしコミュニケーションによって相手の考え方を変えようと思っても、難しいケースが多いと考えられます。
そのため『コミュニケーションによって相手の考え方を知り、自分が合わせる』『気にしすぎない』『どうしても合わないと思ったら距離をとる』といった方法で乗り切った人もいました。
努力しても人間関係が改善しそうになく、味方になってくれる人もいなくてツラいなら、異動や転職も考えてみましょう」