内定承諾率を高める企業努力「現場社員との面談」「柔軟な採用時期」
また、応募者との接触率を高めるために取り組んでいる、取り組みたいことを聞いてみると、「選考案内を迅速に行う」が「77.9%」でダントツだった。「会社説明会を実施する」は「44.8%」で、「面接前にカジュアル面談を実施する」は「23.9%」に上った。
カジュアル面談とは「転職希望者と企業が気軽にお互いのことを知れる場」を指す。一般的には、転職希望者が求人に応募するかどうか確定していない段階で行われる。カジュアル面談を行う企業は、SaaSなどの自社サービスを持っていて、成長期に入っているベンチャー企業に多い傾向があるとされている。
引き続き、内定承諾率向上のために取り組んでいること、取り組みたいことを聞いてみると、トップは「入社時期を柔軟に対応する」が「63.1%」だった。次いで「現場社員との面談の機会を設ける」が「42.3%」、「社内見学会を実施する」が「33.1%」、「条件交渉に柔軟に対応する」が「22.5%」、「選考後にフィードバックする」が同じく「22.5%」という結果になった。