今春の新入社員の初任給 7割の上場企業が「引き上げ」10年で過去最多

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大卒の初任給は平均22万5686円

   2023年の学歴別初任給の平均水準をみると、大学卒で22万5686円、大学院卒修士が24万3953円。短大卒19万5227円、高校卒18万3388円だった。【図3参照】

   同一企業における22年度の初任給と比較した上昇率は、大学卒で3.1%、大学院卒修士3.2%、短大卒3.5%、高校卒で3.7%となっている。

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図3 2023年度決定の初任給の水準、同一企業における上昇額、上昇率/[注]高校卒・大学卒は、「一律」のほかに「基幹職・補助職」別でも調査している(労務行政研究所が作成)

   大学卒では、「引き上げ」が71.7%、「据え置き」が28.3%。引き上げた場合の上昇額は「1万円台」が18.6%で最も多い。次いで「5000円台」と「7000円台」が10.5%。引き上げた場合の平均上昇額は9523円だった。【図4、図5参照】

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図4 2023年度の学歴別決定初任給の改定状況(労務行政研究所が作成)
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図5 2023年度の学歴別初任給の上昇額の分布/[注]図4で「引き上げ」と回答した企業を集計(労務行政研究所が作成)
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