バフェット氏、日本投資は「心地よく」「うれしい驚き」! 海外メディアが報じた「来日時コカ・コーラ会合」の行方(井津川倫子)

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日本トップ企業のエリートが集結! オーストラリア経済紙が報じた、来日時の「コカ・コーラ会談」とは?

   バフェット氏の日本投資について、英経済誌エコノミストは「What makes these Japanese firms so appealing?」(なぜ、日本企業が魅力的なのか)と題した記事のなかで、バフェット氏が好むコカ・コーラ社やアップル社のように「消費者製品を持たない」という日本商社の特異性を指摘しています。

   それでは、なぜ、バゲット氏は日本の商社に「目をつけた」のでしょうか。

   オーストラリアの経済紙は、バフェット氏と日本企業幹部との会合を、次のように「暴露」しています。

How Coke helped fuel Buffett's big bet on Japan
(コカ・コーラが、バフェットの日本への大きな賭けをたきつけた:オーストリア経済紙)
fuel:火をつける、あおる

   同紙によると、先日バフェット氏が来日した際、「Japanese executives from some of the country's most elite firms」(日本のトップエリート企業の幹部たち)が、宿泊先の高級ホテルスイートルームに集結したとのこと。

   会合でふるまわれたのはなんと、シャンパンでもワインでもなくコカ・コーラ! 日本を代表するエリートたちが、バフェット氏の主要投資先でもあるコカ・コーラを飲みながら、92歳の「投資の神様」に、次々と日本企業へのさらなる投資を訴えた、と報じていました。

   「コカ・コーラ」の威力がどこまで影響したかわかりませんが、多種多様な企業と取引がある総合商社を窓口にして、日本企業への投資を加速する戦略だと、同紙は分析しています。

   日本を代表する経営者、ファーストリテイリング創業者の柳井正氏も先日行われた同社の決算報告会の傍らで、「商社はあらゆる企業にコンタクトを取ることができる点で、日本市場のガイドになりえる」と、同じような見解を示したと報じられています。

   「コカ・コーラ」会合がさらなる日本投資の引き金になるのか、世界中の投資家がコカ・コーラを飲みながら見守っているかもしれません。

   それでは、「今週のニュースな英語」「comfortable with」(~に心地よい)を使った表現を紹介します。

We feel comfortable with one another
(お互い、居心地の良さを感じている)

I'm not comfortable with your proposal
(あなたの提案には賛成しかねます)

   なぜかオーストラリアのメディアが「暴露」した「コカ・コーラ」会合。出席者の顔ぶれはわかりませんが、コカ・コーラのさわやかさを味わえたのか、それとも苦みに思わず顔をしかめたのか...。バフェット氏の反応次第で味わいも異なったことでしょう。(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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