自分らしく働けるよう、粘り強く就活を続けよう
就職みらい研究所所長の栗田貴祥氏はこうコメントしている。
「就職内定率は高い水準で推移していますが、内定取得者の就職活動実施率は52.2%(前年比プラス3.3ポイント)と、内定取得後も活動を継続している学生が半数を超えます。より志望度の高い企業からの内定取得を目指す一方で、例年選考など企業との接点を通じて、自分らしく働ける環境があるのか見極めたいと考える 学生の声も聞かれます。
企業の皆さまには、選考中はもちろん、内定を出した後も、学生が納得感を持って進路を決められるよう、働き方などについての積極的な情報開示や若手社員との対話の機会をつくるなどして、学生とコミュニケーションを取っていただければと思います」
焦らず、粘り強く、自分らしく働ける職場を目指して就職活動を進めていこうと励ました。
調査は、2023年5月1日~8日、2024年卒業予定の大学生・大学院生を対象に、リクルートが運営する就活支援サイト「リクナビ」のモニターに登録した学生4567人(大学生3574人・大学院生993人)にアンケートした。(福田和郎)