米国の債務上限問題が解決しなければ、米国債のデフォルトが徐々に現実味を帯び...(5月15日~5月19日)【株と為替 今週のねらい目】

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外国為替市場 もみあいか 追加利上げの可能性と、利下げの可能性で綱引き

東京外国為替市場見通し(5月15日~19日)
ドル・円予想レンジ:1ドル=134円00銭~137円50銭

2023年5月12日(金)終値 1ドル=135円71銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、もみあいか。

   前週のドル円相場は、ドルが強含みで推移したものの、上値の重い展開だった。米国の金融システム不安が再燃したことで、米国の利下げ観測が強まったこともあり、リスク選好のドル買い・円売りが後退した。

   今週のドル円相場は、もみあいとなりそうだ。

   米国の経済指標の結果によるインフレ高止まりから追加利上げの可能性と、金融システム不安と景気後退懸念により、利下げの可能性が綱引きする状況となっている。米連邦政府の債務上限問題も加わり、米国の経済状況に神経質な相場展開となりそうだ。

◆国内外、今週発表予定の経済指標は?

   経済指標は、国内では15日に4月企業物価指数、4月工作機械受注、17日に1-3月期GDP(国内総生産)速報値、3月鉱工業生産、18日に4月貿易収支、19日に4月全国消費者物価指数などの発表が予定されている。

   海外では16日に中国の4月鉱工業生産、中国の4月小売売上高、中国の4月固定資産投資、米国の4月小売売上高、米国の4月鉱工業生産、17日に米国の4月住宅着工件数などの発表が予定されている。

   なお、19日から21日まで、広島市でG7(先進7か国)サミットが開催される。

(鷲尾香一)

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