母の日直前!今年は何を贈ろう?予算は? 母親にしたい芸能人ランキングでは3位石田ゆり子、2位天海祐希、1位は7年連続の大女優!

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   今年の母の日、あなたはプレゼントの準備はもうしましたか?

   日本生命保険相互会社(大阪府大阪市)が発表した「ニッセイ インターネットアンケート~『母の日』について」(2023年4月26日)を見てみると、「母の日にプレゼントを贈る人」は昨年から8.5ポイント減少して「66.4%」となることがわかった。ちなみに、贈る相手は、母親や配偶者か、その両者のようだ。

   また、プレゼントの予算について、昨年は平均5831円であったのに対し、今年は平均5452円。同社の調査担当者は「物価上昇の影響もあるかもしれない」と分析している。

  • プレゼントは心がこもったものが一番!(写真はイメージです)
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母の日のプレゼント予算「5452円」! 物価高の影響か、昨年からは400円程度減...

   この調査は2023年3月1日から16日まで、インターネットで男性6594人と女性7139人、その他・未回答193人を合わせて、1万3926人から有効回答を集めた。

   なお、それぞれの年代の割合は20代までが「6.9%」、30代が「14.6%」、40代が「19.1%」、50代が「32.1%」、60代が「18.7%」、70代以上が「7.8%」という占有率になっている。

(日本生命相互会社の作成)
(日本生命相互会社の作成)

   はじめに、「今年の『母の日』にプレゼントを贈る予定ですか」と聞いた。すると、「贈る(母親に)」が「54.3%」、「贈る(配偶者に)」が「4.8%」、「贈る(母親・配偶者両者に)」が「7.3%」となり、合わせて「66.4%」の人が母の日に贈り物をすることがわかった。

   これは、昨年の結果(74.9%)と比べると、8.5ポイントの減少となる。

   年代・性別を分けて集計すると、男性の「贈る」は「59.3%」(内訳:母親42.4%、配偶者9.1%、両者7.8%)、女性の「贈る」は「73.6%」(内訳:母親66.2%、配偶者0.8%、両者6.6%)となり、男性よりも女性の方がプレゼントを贈る人が多いようだ。

(日本生命相互会社の作成)
(日本生命相互会社の作成)

   また、調査では、都道府県別でも聞いている。母親や配偶者に母の日のお祝いを贈る人の割合が多い順位を見ると、1位は香川県で「80.7%」、2位は宮崎県で「79.5%」、3位は沖縄県で「78.8%」、4位は熊本県で「77.6%」、5位は福島県で「74.1%」となった。

   ランキングのトップ10のうち、西日本の県が7つを占める結果となっており、家族愛の強さを表しているのかもしれない。

   続いて、「贈らない」と答えた人にその理由を尋ねてみると、最多は「贈る習慣がないため」で「40.5%」を占めた。これは、昨年の結果(52.4%)と比べると11.9ポイントの低下となった。

(日本生命相互会社の作成)
(日本生命相互会社の作成)

   つぎに、「贈る」と答えた人にプレゼントの内容を尋ね、「何を贈る予定か?」と質問してみると、プレゼントの順位は1位「生花・カーネーション」(44.1%)、2位「健康飲料・食品」(19.3%)、3位「食事」(15.9%)という並びになった。

   一方で、配偶者や子どもから「贈られたいもの」を見ると、1位「生花・カーネーション」(30.9%)、2位「食事」(23.5%)、3位「手紙・メール・絵」(13.5%)という結果が出た。贈られたいもの3位の「手紙・メール・絵」は、プレゼントするものの9位(2.4%)となっており、11.1ポイントの差があった。今年の母の日はぜひ、手紙を添えてはどうだろう。

   さらに、プレゼントの渡し方について尋ねると、「直接会って渡す」は「64.3%」で、昨年(69.1%)から4.8ポイントの下降する結果になった。

(日本生命相互会社の作成)
(日本生命相互会社の作成)

   プレゼントの予算と贈られるものの希望額を比較したところも、なにかと参考になるだろう。これをみると、贈る側の予算の平均は5452円。希望額の平均は3115円となり、贈る側と贈られる側には2337円の開きがあることがわかる。

   なお、贈られる側の希望額には「金額にこだわらない」が「30.0%」を占めており、最多の「3000円未満」の「31.9%」に迫る数字になっている。

(日本生命相互会社の作成)
(日本生命相互会社の作成)

   ちなみに、プレゼントの贈る側・贈られる側の都道府県別の集計を見てみると、1位はどちらも「福井県」(贈る側予算:7552円、贈られる希望額:5352円)となり、それぞれの2位と比較すると400~500円近く差をつけている。

   こうした集計結果についてニッセイ基礎研究所の久我尚子上席研究員は

「贈る方と贈られる方の希望や金額の違いを見ると、例年に続いて、お金をかけた品物よりも、『手紙・メール・絵』などの心を込めたプレゼントが喜ばれる傾向があるようです。
一方で、今年は贈る方の平均予算(5452円)が昨年(5831円)と比べて400円ほど下がっています。母親を喜ばせたいけれど、物価高で家計の負担が増す中では、少し予算を減らさざるを得ないということなのかもしれません」

   とコメントしている。

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