【2024年卒就活生】内々定を得た学生もう6割超 就活終えた人はどのくらい?

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   内定解禁を6月に控えているが、2024年新卒の就職活動はどのような状況にあるだろう?

   学情(東京都千代田区)が2023年5月2日に発表した「2024年卒 内々定率調査2023年5月度」によると、4月末までの段階で内定(内々定)者が64.3%に達することが明らかになった。前年度同期比7.4ポイント増となる。

   文理別でみると理系が78.4%で、文系が57.1%となり、理系の内々定率は8割に迫ることがわかった。

内々定得た学生理系8割迫る...就職活動を終えた学生は4人に1人に

   この調査は、2023年4月21日から30日までの期間に、2024年3月卒業(修了)予定の大学生と大学院生を対象に、インターネットアンケートで597件の有効回答を集めた。

(学情の作成)
(学情の作成)
(学情の作成)
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   結果を見てみると、4月末時点で2024年卒の大学生に内定(内々定)率を聞くと「64.3%」で、2023年3月末時点から1か月で15ポイント増と大きく伸長した。さらに、昨年同時期(56.9%)より7.4ポイント増えており、内々定出しの早期化が顕著になっている。

   内定を獲得した企業の業種は、「IT・ソフトウェア・インターネット」(21.5%)が最も多く、次いで、「教育・福祉・その他サービス」(10.8%)、「情報・調査・コンサルティング」(9.3%)と続く。

(学情の作成)
(学情の作成)
(学情の作成)
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   文理別では、理系が「78.4%」と、昨年同時期(71.0%)を7.4ポイント上回る伸びを見せた。文系でも「57.1%」と、昨年同時期(49.7%)より7.4ポイント上回った

(学情の作成)
(学情の作成)
(学情の作成)
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   一方、就職活動を続けている学生は3月末時点の「84.3%」から1カ月で「72.0%」まで下落した。「内々定を獲得して就職活動を終えた学生は「25.8%」と4分の1の水準に達している。

   これは昨年度同時期の「13.3%」を10ポイント以上上回っており、やはり就職活動の早期化が顕著になっているようだ。

   内定先からのフォローの様子を見てみると、対面式の懇親会があった学生は「29.3%」、オンラインの懇親会は「26.9%」、人事担当者との面談(オンライン)は「26.5%」など、特に対面式の比率が4月度調査よりも高まっているのが特徴だ。新型コロナウイルス感染症への対応の変化が、内々定者フォロー方法にも影響を与えているようだ。

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