「運用型広告」と「SEOコンサル」の2本柱
AViCはデジタルマーケティング事業の単一セグメントですが、大きく分けてインターネット広告サービスと、SEOコンサルティングサービスの2つのサービスを提供しています。
インターネット広告サービスで扱うのは、主にインターネット広告市場の68%を占める「運用型広告」で、GoogleやYahoo!上に表示される検索連動型広告や、GoogleやYahoo!、LINE上に表示されるディスプレイ広告、FacebookやTwitter、TikTok上に表示されるインフィード広告が含まれます。
AViCは、メディア運営会社から広告枠を仕入れ、クライアントに販売します。その対価として、クライアントから媒体費とコンサルティング手数料を収受し、メディア運営会社に媒体費を支払います。
なお、市原社長は前職のサイバーエージェントで一貫して運用型広告の事業に携わっており、この分野に精通しているとのことです。
SEOコンサルティングサービスは、検索エンジン最適化による成果のシミュレーション提示と、ウェブサイト内記事ページの企画・制作を行っており、その対価としてコンサルティング手数料や記事コンテンツ制作料などを収受しています。
サービスごとの売上高比率は、インターネット広告が7.9億円で64.2%を占め、SEOコンサルティングが4.4億円で35.8%となっています。