報連相ができない?! 仕事がブラックボックス化してる新入社員...どう育てる?【上司力を鍛えるケーススタディ CASE28(前編)】(前川孝雄)

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新入社員は「報連相」が不得手になりがち

   仕事は一人で完結するものではなく、上司が最終責任を負いながら、チームで動かしていくもの。そのためには、職場での適切な報連相(報告・連絡・相談)はとても重要...。言うまでもない職場のルールですが、社会経験の浅い新入社員にとっては、不得手な場合も多いものです。

   「何を、いつ、誰に」報連相をするべきか、新入社員にはなかなか判断がつかないのです。この状態を放置すると、多忙な上司・先輩の様子に遠慮して、仕事の円滑な進捗にとっても本人の成長にとっても、好ましくない状況が続きます。

   また、任される仕事が少しずつ増え、仕事への責任が増えたとしても、報連相を減らしてよいわけではありません。むしろ、より求められるようになってくるのです。

   そこで、上司には新入社員に報連相の意義を説明し、実践をバックアップすることが求められます。

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