環境と倫理に配慮した「エシカル消費」取り組んでいますか? 日米仏3か国調査で判明...日本は関心低すぎ!「エシカル」アプリ多いのに、利用者わずか8%

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こんなに多い「エコシル消費」アプリ、使ってみては?

   ところで最近、食品ロス削減を目的としたスマートフォンアプリが広がっているが、日米仏3か国の利用者はどのくらいいるのか。

   【図表3】がアプリの認知&利用&興味を調べたグラフだ。これを見ると、利用経験は日本が8.4%、アメリカが36.9%、フランスが53.7%と、日本での広がりが一番遅れているのがわかる。

(図表3)食品ロス削減アプリの認知&利用&関心状況(各国別)(MMD研究所の作成)
(図表3)食品ロス削減アプリの認知&利用&関心状況(各国別)(MMD研究所の作成)

   さて、「食品ロス削減アプリ」を含めて「エシカル消費」に役立つアプリにはどんなものがあるのか。

   【図表4】が今回、調査に協力してくれた3か国の人々が「利用してよかった」と推奨するアプリ名の一覧だ。アプリ説明の欄では、アプリ名をもとにApp StoreやGoogle Playでの説明文などから引用・作成している。

(図表4)各国で利用者が多い「エシカル消費」アプリ(MMD研究所の作成)
(図表4)各国で利用者が多い「エシカル消費」アプリ(MMD研究所の作成)

   「エシカル消費」に取り組む気持ちと関心があれば、ぜひ使ってみてはいかが。

   調査は、世界各国でインターネットリサーチを行なっている「GMOリサーチ」(東京都渋谷区)が提供する海外パネルを利用し、日本(東京)、アメリカ(ニューヨーク)、フランス(パリ)に住む20歳~49歳の男女を対象に2023年2月15日~2月20日までアンケートを行なった。調査対象者は、日本430人、アメリカ406人、フランス406人の合計1242人。(福田和郎)

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