原発、実質的に60年超の運転を可能とする法案を審議中で...原電に厳しい姿勢示した?
岸田政権は、原則40年、最長60年までだった原発の運転期間について、震災後の安全審査で停止していた期間などを除外し、実質的に60年超の運転を可能にする法案を国会に提出し、審議中だ。
今回の行政指導について社説で取り上げていない朝日は、原発再稼働に関する特集記事(4月25日)で、原電を筆頭に「審査をクリアできない原発ほど古くなっても運転できる道が残るという問題も浮上した」と警鐘を鳴らしている。
運転期間延長法案のためにも、原電には厳しい姿勢を示す必要があったといえば、うがちすぎか。(ジャーナリスト 岸井雄作)