AIとロボットがもたらす「純粋機械化経済」とは?
今の経済は、生産活動に必要な主なインプットは機械と労働であり、その両者が組み合わさってモノを製造する「機械化経済」だ。
AI(人工知能)やロボットによる生産活動の自動化が進む将来、「純粋機械化経済」になるという。2045年から60年くらいに実現すると予測している。
そういう時代が到来しても、人間がまったく必要になるわけではない。新しい技術を研究開発したり、新しいビジネスや商品を世に送り出したりする「クリエイティビティ系」の仕事の他、マネジメント系の仕事、ホスピタリティ系の仕事は残るという。
同時に、ロボットなどの機械を設置するために、資金を提供する資本家がより大きな力を持つことになる。総じて純粋機械化経済はクリエイターと資本家が力を持つような経済ということになる。