興味のある研修内容「ビジネス講座」「業務効率化/問題解決」 「プログラミング」にも高い関心が
リスキリング・教育・研修の形態についても質問している。その結果、最も人気のスタイルは「(好きな時間に学習できる)eラーニング形式」が、両方で4割以上。また、「オンラインでリアルタイムに講師が話す形式」は大企業社員で「27.3%」、中小企業社員で「26.6%」、「対面形式」は大企業社員で「22.0%」、中小企業社員で「27.7%」という結果になった。
さらに、リスキリング・教育・研修制度の講座で興味のあるものを聞いてみると、「ビジネス講座」(大企業59.8%/中小企業62.1%)、「業務効率化/問題解決」(大企業47.8%/中小企業44.1%)、「プログラミング」(大企業26.3%/中小企業28.2%)、「営業スキル」(大企業24.9%/中小企業26.0%)が主な回答となった。
こうした調査結果に対して同社では、総括として以下のコメントを残している。
「大企業社員・中小企業社員ともに、転職活動など勤務先を選定する際には、『自身の成長が期待できる環境なのか』や『従業員の成長を支援している企業なのか』といった理由から、『リスキリング・研修制度』の有無が重要ポイントであることがわかりました。
また、『リスキリング・研修制度』があることは、その企業で長く働き続けたいという考えにも繋がっていることがわかりました」
「今回の調査では、『キャリアアップにつなげたい』や『仕事の幅をひろげたい』といった理由から、多くの社員が就業先に『リスキング・研修制度』があれば活用したいと考えていることがわかりました。
特に、大企業ではたらく社員にこの傾向が強く出ているため、今後大手出身の社員を迎え入れたいと考えている中小企業は『リスキング・教育・研修制度』を導入することが有効になるのではないでしょうか」