求職者に聞いた期待する「健康経営」施策 1位はやっぱり「定期健診」、2位はまだ「感染症予防」 男女で大きく違う「働く意識」も鮮明

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パート・アルバイト希望の女性26.7%「扶養の範囲内で働きたいから」...男女差が大きく

   また、求人に応募したパート・アルバイトを希望する人に、「なぜ、その雇用形態を希望するのか」(複数回答)聞くと、最も多かったのは「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」で63.2%、次いで「生活との両立を図りたいから」が37.8%、「興味のある仕事がパートまたはアルバイトでの募集だったから」が26.4%となった。

   男女別でみると、「男性」のほうが「女性」よりも「興味のある仕事がパートまたはアルバイトでの募集だったから」と答えた人(男性32.9%、女性21.6)が11.3ポイント、「気楽に働きたいから」(男性31.8%、女性20.7%)が11.1ポイント、「正社員より採用されやすいと思うから」(男性14.1%、女性3.4%)が10.7ポイント高くなった。

   心身に負担の少ないかたちで、興味のある仕事を探している人が多いようだ。

   一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働きたいから」と答えた人(女性26.7%、男性4.7%)が22.0ポイント、「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」(女性67.2%、男性57.6%)が9.6ポイント高くなった。

   扶養の範囲内での就労を望む声は特に男性との差が大きく、特徴になっている。【図5参照】

図5 扶養の範囲内で働きたい女性は26.7%(イーアイデム調べ)
図5 扶養の範囲内で働きたい女性は26.7%(イーアイデム調べ)

   調査・分析にあたったイーアイデムの担当者は、

「新型コロナウイルス感染症が仕事探しのきっかけになっている人は、少しずつ減少している傾向にあります。ただ、感染症に対する不安は根強く、引き続き予防を怠らないことが安心につながるようです」

とみている。

   なお、調査は総合求人サイト「イーアイデム」の会員で、2023年3月1日~31日の期間に求人に応募した人を対象に、インターネットで実施。調査期間は、3月2日~4月5日。有効回答数は、378人だった。

   回答者のプロフィールは、男性49.2%、女性50.8%。希望する雇用形態は、「正社員」が19.6%、「パート・アルバイト」53.2%、「契約社員または嘱託社員」7.9%、「派遣社員」12.7%、「その他」が6.6%。

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