スケジュール管理は手書きでiPadに
仕事術もユニークだ。
継続することが苦手なので、「前日からフライングでスタートする」ことで、始める前のハードルを下げている。
1日のスケジュールは必ずiPadに書き出す。1日にやることを管理する他に、そのタスクを1日のどのタイミングで行うかも含めて、朝起きたらすぐ書き出すようにしているそうだ。
「iPad mini」を使い、スケジュールもネタも「GoodNotes5」というアプリで管理。Apple Pencilで手書きしている。
アプリ内にいくつものノートを作れるのが強みで、何冊もノートを持ち運ぶ必要もない。打ち込むよりも自分で書く方が頭も整理できていいという。
インフルエンサーとしての、自己ブランディング術も披露している。
なるほど、と思ったのは、発信の8割は誰かのタメになる情報。残りの2割はルーティンや旅のブログなど、自分自身に興味を持ってもらえるようなコンテンツを出すことだという。
テレビからスマホへと時代は流れ、次はVR(バーチャルリアリティー)やメタバースではないかと推測している。「新しい世界に飛び込むことは勇気のいることですが、だからこそ、競合も少なく、自分の仕事に活かすチャンスもある」と結んでいる。(渡辺淳悦)
「デジタルライフ・モノワーカー」
高澤け-すけ著
KADOKAWA
1540円(税込)