やる気が出る言葉では「君がいて助かった、ありがとう」が34.7%の支持を得る
今度はモチベーションに影響を与える言葉をみると、やる気の上がる言葉には、「君がいて助かった、ありがとう」(34.7%)、「本当によく頑張った」「何でも相談してね」(いずれも26.7%)などが挙がった。
一方でやる気の萎える言葉では、「この仕事向いてないんじゃない?」(26.7%)、「もういいよ、別の人にお願いする」(25.8%)、「私が若いころは○○だったのに」(21.4%)という結果になった。思わず口から出てしまわないように気を付けたいところだ。
最後に目標にしたい先輩のイメージに合う男性・女性芸能人を見てみよう。
目標にしたい先輩のイメージに合う男性有名人の1位は「櫻井翔さん」。2位「木村拓哉さん」で、3位「西島秀俊さん」となった。現在、櫻井さんは41歳で、アイドルとして活動しながら慶應義塾大学を卒業し、ニュースの司会を行うなど聡明なイメージがポイントになったようだ。
一方で、目標にしたい先輩のイメージに合う女性有名人を見てみると、1位「天海祐希さん」。2位は「北川景子さん」、3位は「有村架純さん」となった。宝塚出身で様々なドラマで女性上司役をこなす天海さんのイメージは、活躍している女性社員に重ねやすいようだ。
同社は調査の総括として次のようにコメントしている。
「『完全出社』か『完全テレワーク』か、どちらか一方の働き方を選ぶならとの問いには、過半数が「完全出社」を選びました。新社会人は学生時代の大半をオンライン授業などで過ごし非対面の気楽さには慣れているはずですが、仕事となれば話は別のようです。出社して職場で少しでも多くの訓練を受け、少しでも早く人間関係を築きたいと思う新社会人のやる気と焦りが垣間見えます」
「今回の調査に表れた新社会人の転職意向の高さや出社を望む姿は、成長意欲の表れにも見えてきます。スキルアップできる会社で働き、自身の能力を高めたいと思うのは、新社会人としてとても健全であり自然なことです。
会社はホワイトな職場を追求することだけに注力せず、「可愛い子には旅をさせよ」の姿勢も必要でしょう。仕事上の困難や厳しい経験を通じて自力で成長しようとする若手社員をいかにサポートするかが、会社に問われているのではないでしょうか」