「お花見や歓送会」開催率は3割に届かず 街はにぎやかだけど、じつは控えめ?

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お花見や歓迎会を開催した企業は「制限は設けていない」

   さらに「今年開催した(予定含む)」と答えた企業(1206社)に、「『歓迎会・懇親会』について、現在制限を設けていますか?」(複数回答)と聞いたところ、開催した企業の78.9%(952社)が開催に伴う「制限は設けていない」と答え、制限のない宴会形式に戻っていた。

   次いで、「二次会の開催を制限している」と答えた企業は11.8%(143社)、「参加人数に上限を設けている」が11.2%(136社)、「滞在時間に上限を設けている」は5.3%(65社)となった。【図2参照】

   東京商工リサーチが22年12月に実施した「忘・新年会に関するアンケート」調査と比べると、滞在時間や参加人数などへの制限が緩和された傾向にあった。

   「制限は設けていない」は年末年始の忘年会や新年会と比べて45.5ポイント上昇。新規感染者数の激減と感染症対策の浸透が、制限緩和の背景にあるとみられる。

図2 お花見などを開催した企業は「制限は設けていない」(東京商工リサーチ調べ)
図2 お花見などを開催した企業は「制限は設けていない」(東京商工リサーチ調べ)

   なお、調査は、2023年4月3日~11日にインターネットで実施。有効回答4423社を集計、分析した。また、資本金1億円以上を大企業、1億円未満(個人企業等を含む)を中小企業と定義した。

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