「お花見や歓送会」開催率は3割に届かず 街はにぎやかだけど、じつは控えめ?

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都道府県別の動向は? 開催率トップは、秋田県

   お花見や歓迎会・懇親会の開催状況を都道府県別でみると、2023年の開催率(「開催した〈予定含む〉」の割合)のトップは、秋田県の46.5%。コロナ禍前の2019年(60.4%)より13.9ポイント少なく、前年の2022年(11.6%)からは34.9ポイントも増えた。

   次いで、熊本県の42.8%(コロナ禍前60.7%、前年3.5%)、鹿児島県は41.9%(同58.0%、同9.6%)、佐賀県40.0%(同50.0%、同0.0%)、岡山県39.0%(同53.8%、同7.6%)と続いた。開催率が4割以上は東北1県、九州3県の4県だった。

   コロナ禍前の開催率で40%以上は43都道府県だったのに対して、今年は秋田県のほか、熊本県(42.8%)や鹿児島県(41.9%)、佐賀県(40.0%)の九州3県を加えた4県にとどまった。

   一方、開催率の最も低かったのは栃木県の12.9%。コロナ禍前が48.4%、前年は4.6%だった。次いで、奈良県の15.6%(コロナ禍前39.3%、前年3.1%)、徳島県の15.7%(同36.8%、同5.2%)、静岡県の17.0%(同42.6%、同3.6%)、山梨県の17.2%(同48.2%、同3.4%)となった。

   もともと開催率が低い都道府県が並ぶが、開催率が3割を下回ったのは30都府県で、1割台は9県だった。

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