幸福度は「親ガチャ」で決まるのか?

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人生の8つのパターンとは

   幸福の3つの土台(金融資本、人的資本、社会資本)から人生を8つのパターンに分類している。これがなかなかユニークだ。

1 貧困 金融資本、人的資本、社会資本がなにひとつない状態。幸福の土台がない。
2 プア充 生活は貧しくても、恋人・家族・友だち関係は充実。地方のジモティー。
3 ソロ充 収入はあるけれど貯蓄はなく、友だちもあまりいない。
4 孤独なお金持ち 仕事はしておらず、家族や友人もいないが、経済的不安はない。
5 リア充 バリバリ仕事をして、なおかつ恋人や友だちに囲まれている。
6 ソロリッチ 高い収入で資産形成に成功したものの、独身のまま友人もあまりいない。
7 マダム 働いていないけれど、お金はあるし友だちもたくさんいるタイプ。
8 超充 幸福の資本をすべてもっている状態。このレベルに至るのは難しい。

   幸福の資本が1つしかないのは不安定な状態なので、幸福の資本を2つ、もてるようにするのが当面の目標になるという。

   金融資本を充実する、お金持ちになる方法は、原理的にたった3つしかない。

資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)

   この方程式から、収入を増やす、支出を減らす、運用利回りを上げる、という3つの方法しか、お金持ちになることはできないことがわかる。

   コストパフォーマンス、タイムパフォーマンス、リスクパフォーマンスの3つの条件をすべて満たそうとすると、投資すべき金融商品は株式インデックスファンドしかない。それは1970年代にファイナンス理論として確立しているという。

   具体的に投資対象は「MSCI-KOKUSAIインデックス(日本株を除く先進国の株式市場に投資)」やS&P500(アメリカ株)、NASDAQ100(ハイテク株)を挙げている。

   インデックス投資のメリットは、どのように運用しようか考えなくていいことだ。余った時間は仕事や勉強、友だちとのつき合い、家族のイベントに使った方が、人生のコストパフォーマンスはずっと高くなる。「資産運用でもっとも大切なのは、資産運用を考えないこと」だという。

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