先週は、米中の経済指標が予想を上回り、日経平均株価の上昇材料に...今週、2万9000円の可能性は?(4月24日~4月28日)【株と為替 今週のねらい目】

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外国為替市場 ドルがしっかりの展開か 米国の早期の利上げ停止観測は後退も、景気悪化懸念はまだ払拭されず...

東京外国為替市場見通し(4月24日~28日)
ドル・円予想レンジ:1ドル=133円50銭~136円00銭

2023年4月21日(金)終値 1ドル=134円15銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルがしっかりの展開か。

   前週のドル円相場は、ドルが上昇した。米国の早期の利上げ停止観測が後退したことで、米国の長期金利が上昇、米国の経済指標が市場予想を上回ったこともあり、ドルは一時1ドル=135円台前半まで上昇した。

   今週のドル円相場は、ドルの下値がしっかりの展開となりそうだ。

   米国の早期の利上げ停止観測は後退しているものの、米国の景気悪化懸念は完全に払拭されているわけではなく、米国の経済指標もまだら模様だ。

   日米の金利差を背景にドルの下値は底堅そうだが、一方的にドルの上昇が続くとは考えづらい。相場は目先、経済指標の結果に左右される展開が続きそうだ。

◆国内外、今週発表予定の経済指標は?

   経済指標は、国内では27日に日銀金融政策決定会合(28日まで)、28日に3月有効求人倍率、3月完全失業率、4月都区部消費者物価指数、3月鉱工業生産、植田日銀総裁会見、などの発表が予定されている。

   海外では25日に米国の4月消費者信頼感指数、米国の3月新築住宅販売、26日に米国の3月耐久財受注、28日に米国の1-3月期GDP(国内総生産)速報値、28日に米国の3月個人所得、米国の3月個人消費支出などの発表が予定されている。

(鷲尾香一)

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