国際ネット通販では、『¥』が人民元を表わすこともあるのでご注意!
この通販サイト、会社ウォッチ編集部でも4月21日時点で確認すると、「お休みをいただいています」などと表示され、商品購入ができない状態だが、閉鎖されているわけではなく、アクセスは可能だ。
このため、国民生活センターは「消費者が著しく誤解するサイトで、今後も被害が発生する恐れがある」として、販売業者の名称を公表、消費者に注意喚起した。
《名称:Calli-Calli(画像共有SNSアカウント名:calli.calli101)》
国民生活センターでは、今後も同様の手口の通販サイトが出現する可能性があるとして、こう注意を呼びかけている。
「『¥』表示は、日本円のほか、中国人民元の通貨記号でもあります。日本国内で『¥』表示を見ると、日本円を連想するのが一般的ですが、インターネット通販では国外の販売業者とも気軽に取引ができるため、『¥』表示が中国人民元を示していることがあります」
「通販サイトに、販売業者の名称、住所、電話番号が掲載されていれば、国外の販売業者かどうか確認することができます。掲載されていない場合は、特定商取引法に違反している可能性があることや、申し込み後にトラブルが発生した場合に解決が困難になるおそれがあることから、申し込みを慎重に検討しましょう」
(福田和郎)