Z世代新人のキーワードは、「成長」と「社会貢献」
ランクイン企業の新卒入社者が投稿した「入社理由」からは、「若手のうちから成長できる」「裁量権が大きい」といった声が業界業種問わず多く見られた。転職を前提にしていることがうかがえる。
その一方で、「課外活動や社会貢献ができる」という声もあり、Z世代の若者は、「成長」と「社会貢献」に大きな魅力を感じているようだ。クチコミをみると――。
P&Gジャパン「ファーストキャリアとしては申し分ないので入社を決めた。普通の会社では一生かけても1人では受け持つことのない責任範囲と仕事量を1年目からできるので、間違いなく成長できる」(営業、男性)
デロイト トーマツ コンサルティング「入社を決めた理由は、自身の市場価値をあげるため。また、経営者視点をもってさまざまな経営者と議論ができたらと思ったため」(コンサルタント、男性)
サイバーエージェント「入社理由は、成長産業で成長し続けている会社であること、インターネット広告マーケットで市場1位であり、マーケットトップの営業&コンサルタントと仕事ができること、若手でも相当大規模の挑戦をさせてくれ、失敗してもまた次のチャンスをくれる風土があること」(広告営業、男性)
セールスフォース・ジャパン「会社が掲げている理念に働いている社員が共感し、行動につなげていると感じたため入社。また、ボランティア活動も推奨されており、自分がボランティアを続けながら業務も両立したいと考えていたため」(インサイドセールス、女性)
大同生命保険「社会に貢献できると感じたから。税理士と仕事をすることで、金融・税務の知識や考え方が身につくと思った」(代理店営業、男性)