脱炭素「待ったなし」! 「水素社会」目指す岩谷産業を買う【脱炭素銘柄をねらう】

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水素販売で国内シェア7割

   わが国の「水素ステーション整備目標」は、2020年度までに全国に水素ステーション160か所程度を設置し、2025年度までに、さらに倍増(320か所)、2030年度までに900か所となっている。

   なお、「2020年代後半の水素ステーションの自立化以降は、水素需要の伸びに合わせ、適切に水素ステーションを整備していく」としている。当日の資料によると、これに対しては整備中を含み、179か所(2022年12月末現在)が設置されている。

   「イワタニの水素ステーション」は現在、国内53か所、米国5か所が運営中。23年度までに国内で新たに30か所(計83か所)、米国で18か所(計23か所)の建設・運営を予定していると書かれている。

   こうしてみると、水素ステーションの設置はスケジュールどおりに進んでいるようだ。

   日本の水素のパイオニアで、水素販売で国内シェア7割を占め、水素ステーションも本格展開を進めている岩谷産業は、中長期的な視点から有望銘柄と考えている。

   岩谷産業は、東証プライム【中型】に分類され、PBR(株価純資産倍率)で1.12倍と、東証の求める1.0倍をクリアしている。

   米国の根強いインフレ圧力に対して、FRB(米連邦準備制度理事会)は難しい舵取りを迫られており、この状況を反映して米国株式市場も強弱入り混じる展開となっている。

   株価は上げることもあれば下げることもある。岩谷産業株が大きく下げることがあればぜひ取得したいと考えている。取得価格は、4000円~4870円(昨年来安値)あたりとみているが、どうか?(石井治彦)

岩谷産業(8088)
年初来高値2023年4月19日●6580円
年初来安値2023年1月10日●5360円
直近 終値2023年4月20日●6430円

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