イオン株、3.1%高...「総合スーパー改善」23年2月期決算を好感 PB「トップバリュ」の躍進が、業績改善支える

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24年2月期連結決算の業績予想...最終利益16.9%増の250億円、営業利益は過去最高を見込む

   GMS事業ではコスト削減にも注力している。特に衣料品は在庫コントロールによる商品回転率の改善を進め、在庫量を減らした。

   野村証券は決算発表後のリポートで「在庫や経費については一定の水準にまで改善が進んだ印象を持っており、さらなる業績改善には売り上げの継続的な拡大を実現できるかも重要になってこよう」と指摘した。

   2024年2月期連結決算の業績予想は売上高が前期比3.1%増の9兆4000億円、営業利益が4.9%増の2200億円、経常利益が3.1%増の2100億円、最終利益が16.9%増の250億円を見込む。

   電気代上昇300億円、賃金上昇500億円を織り込んだうえで、予想通りなら営業利益は過去最高となる。このあたりの力強い予想も買いを誘っているようだ。(ジャーナリスト 済田経夫)

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