採用活動への効果「入社後の離職率が下がった」「説明会・選考の参加者が増えた」「プレエントリー数が増えた」
つぎの質問では「働き方改革により、採用活動への波及効果はありますか」を調べたところ、「効果がみられる」と答えた企業は「19.0%」となった。
回答者の声を集めてみると
「週休3日制の導入や副業解禁で、応募者が増えた」
「フルリモート(居住地自由)を制度化したことで、全国から応募が入るようになった」
「実績を開示するなど、情報をオープンにすることで応募者数や、選考参加者数が増えていると感じる」
という意見が上がっている。
働き方改革がどのような効果があったか、具体例を聞いてみると、「入社後の離職率が下がった」が「53.6%」、「説明会・選考の参加者が増えた」が「30.4%」、「プレエントリー数が増えた」が「25.0%」という答えが返ってきた。
今回の調査を受けて同社では
「『効果が見られない』と回答した企業からは、『<時間外労働(残業)の削減>や<有給休暇の取得奨励>など各社が実施していることは、差別化にはつながらない』『若い世代を中心に、働きやすい環境であることは必須条件で、仕事内容や研修の充実などが企業選びのポイントになっているように感じる』などの指摘もありました」
とコメントしている。