反撃のトヨタEV...3年後は150万台の意欲目標! 佐藤恒治社長・新体制のもと、「EVファースト」事業体制へ「変革」始まる

初めての方ご注目!プロミスなら最短1時間融資でお急ぎでも大丈夫!

米国はじめ世界の潮流は厳しい環境規制 外部環境の変化の中でどう戦う?

   とはいえ、世界のEV化の流れは加速している。

   米国で2022年に成立したインフレ抑制法で、EVを新車で買う場合、約100万円の税控除が受けられることになった。だが、対象は北米で組み立てた車だけとされ、日本メーカーは現地生産を増やさざるを得ない。

   さらに4月12日に米政府は、自動車の新しい環境規制を発表。自動車メーカーに対し、二酸化炭素(CO2)排出量を2027年から段階的に50%程度削減するなどの厳しい基準を設ける方針を示した。メーカーごとにCO2排出量の許容基準を設ける方式になるといい、メーカーはEVを増やすことを迫られる。

   こうした外部環境の変化の中で、トヨタの動向から、いよいよ目が離せない。(ジャーナリスト 済田経夫)

姉妹サイト