先週の日経平均株価は一時2万8500円に回復も、相場押し上げ材料は乏しく...戻り売りある?(4月17日~4月21日)【株と為替 今週のねらい目】

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   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

東京株式市場 上値の重い展開か 米国の景気後退懸念、金融システム不安に引き続き注意

東京株式市場見通し(4月17日~21日)
日経平均株価予想レンジ:2万8000円~2万8700円

2023年4月14日(金)終値 2万8493円47銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、上値の重い展開か。

   前週の東京株式市場の日経平均株価は、反発した。米国のインフレ懸念が後退し、米国株が上昇したことや、植田日銀新総裁が初めての記者会見で金融緩和姿勢を維持する姿勢を示したことが好感され、日経平均株価は一時約1か月ぶりに2万8500円を回復した。

   今週の日経平均株価は、上値の重い展開となりそうだ。

   米国株の上昇を受け、一時2万8500円を回復した日経平均株価だが、相場を押し上げるだけの材料には乏しい状況。むしろ、戻り売りが待ち構えていることから、上抜けていくためには、一段の好材料が必要だろう。米国株が好調とはいえ、米国の景気後退懸念や金融システム不安が完全に払拭されたわけではなく、まだ、注意が必要だ。

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