日本初の「宇宙開発上場企業」ispace(アイスペース)ってどんな会社? 気になる社員の給与もチェック【よくわかる新規上場株】

平均年収866万円、エンジニアの約半数は外国籍

   ispaceの単体従業員数は、2017年8月期の28人、2018年3月期の43人から、63人、92人、104人と順調に増加しており、2022年3月期には121人となっています。

   連結では、2021年3月期には120人、2022年3月期には164人に達しています。このうち約140人はランダー開発エンジニアおよびオペレーション専門のエンジニアで、約半数が外国籍とのことです。

   2023年3月8日付けの業績予想によると、2024年3月末に向けて324人への大幅な増加を目指しており、積極的な採用を行っています。

   ispaceの平均年間給与(単体)は、2023年1月末時点で865万9549円となっています。平均年齢は41.4歳、平均勤続年数は2.18年です。

   ispaceの採用サイトを見ると、「ACCOUNTING」「BUSINESS MANAGEMENT」「GENERAL AFFAIRS」「HR」「IT」「LEGAL」「R&D」といった幅広い職種で募集が行われています。

   米コロラド州デンバーのispace Technologies(連結子会社)の「Assembly, Integration, and Test Manager」は米国市民、国民、または永住者のみが応募可。想定報酬は「Competitive annual salary from $130k+」で、1ドル134円として1700万円超となります。

   Thermal Engineer(熱設計エンジニア)などの東京勤務の求人には、想定年収は明記されていませんでした。

こたつ経営研究会
こたつ経営研究会
有価証券報告書や決算説明書などの公開情報を分析し、会社の内情に思いをめぐらすニューノーマルな引きこもり。昼間は在宅勤務のサラリーマンをしながらデイトレード、夜はネットゲームをしたりこたつ記事を書いたりしている。好きなピアニストはグレン・グールド。嫌いな言葉は「スクープは足で稼げ」。
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