推進の課題に「社内に女性のロールモデルがいない(少ない)」「女性社員の意識」
つぎに、女性社員の活躍推進に対して、課題と感じることを聞いてみると、トップは「社内に女性のロールモデルがいない(少ない)」と「女性社員の意識」が同率で45%となった。
中小企業の人事担当者の視点では、管理職や経営層の意識も大切だが、女性社員自身の意識も「女性社員の活躍推進」に欠かせないポイントのようだ。
それぞれの回答に対する具体的な理由では、次のような声が上がった。
〇「社内に女性のロールモデルがいない(少ない)」と回答した人
・会社として女性増員の目標を掲げている職種において、最近採用できつつあるが、新しく入社する方々の先輩にあたる女性社員がいない。(IT・情報処理・インターネット関連/11~30名)
・地方都市にある企業のため、総合職、一般職問わず、女性社員自体があまり昇進や今以上の活躍を望まない傾向がある。(メーカー/101~300名)
〇「女性社員の意識」と回答した人
・女性の中で、管理職になりたいと希望する方が少ない。(商社/101~300名)
・忙しくなるから役職にはなりたくないという方が多い。(サービス関連/101~300名)