総合商社が就職人気企業ランキングで上位に
第2特集は「就職人気企業ランキング」。
2023年卒大学生の就職内定率は、90.9%と前年から1.2ポイント上昇した。コロナ禍が終息に向かいつつあることから、24年卒の採用予定数は拡大が見込まれている。
政府主導の採用ルールでは採用広報開始が3月、採用選考開始が6月と定められているが、3月時点で内定を獲得した学生は15.3%と早期化が進んでいる。
ダイヤモンド就活ナビ2024に会員登録している就活中の学生を対象にしたアンケート調査による人気企業ランキングを掲載している。パワーゾーンの文系男子は1位伊藤忠商事、2位三菱商事、3位三井物産、4位丸紅、5位三井住友銀行、6位住友商事と、総合商社が上位を占めた。
ウクライナ情勢による資源・エネルギー価格の高止まりを受け、2022年3月決算では大手7社が過去最高益を達成。23年3月期でも三菱商事、三井物産、丸紅の3社が過去最高の純利益を見込むなど業績は好調だ。