【2024年卒就活生】4月1日で早くも内定率5割、進路確定率3割! 企業の早いスケジュールに惑わされず、幅広く選択すれば勝機あり!

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落ち着いて広い視野を持つと、偶発的な出合いが生まれる

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さあ、面接を頑張ろう!(写真はイメージ)

   就職みらい研究所所長の栗田貴祥氏はこうコメントしている。

「4月1日時点の大学生の就職内定率は、48.4%(プラス10.3ポイント)と、前年に比べ高い水準となりました。各プロセスの3月中の活動実施量を見ると『合同説明会・セミナーに参加した』『個別企業の説明会・セミナーに参加した』『エントリーシートなどの書類を提出した』は、前年に比べ減少しています。

一方で、『面接選考(最終面接含む)を受けた』『最終面接を受けた』は、3月中の実施量が前年に比べ増加しており、企業が前年より早いタイミングで選考を行っているのではないかと推察されます。内定率は例年に比べ高くなっていますが、内定取得者の就職活動実施率は64.8%と前年同水準です。

就職活動開始当初と比べた今後の就職活動の方針については、全体と内定未取得者で見ると、『志望内容や範囲は変えずに活動する』が最も高く、内定取得者で見ると、『志望内容は変えず、より志望度の高い企業に絞って活動する』が40.2%と最も高い結果となりました。

ただし、内定未取得者は『志望内容は変えず、より広い企業を対象に活動する』が24.2%と、志望企業の対象を広げて活動する傾向もあります。当初の志望にこだわり過ぎることなく、広い視野を持つことで、偶発的な出合いが生まれることもあります。現在の就職活動の状況はさまざまかと思いますが、学生の皆さんは納得のいく1社を見つけられるように、引き続き就職活動を進めていきましょう」

焦らず、迷わず、落ち着いて、幅広い視野で就職活動を進めていこうと励ました。

   調査は、2023年4月1日~4日、2024年卒業予定の大学生・大学院生を対象に、リクルートが運営する就活支援サイト「リクナビ」のモニターに登録した学生4568人(大学生3575人・大学院生993人)にアンケートした。(福田和郎)

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