【2024年卒就活生】4月1日で早くも内定率5割、進路確定率3割! 企業の早いスケジュールに惑わされず、幅広く選択すれば勝機あり!

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特定の業種、特定の学生に内定が集中せず...今年は、内定辞退企業数も多い傾向

   さらに、早いスタートダッシュを反映して、進路確定率も3割近い28.5%(同プラス6.4%)と高い水準に達している【図表4】。

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(図表4)進路確定率(リクルート就職みらい研究所の作成)

   その一方で、昨年以上に内定辞退企業数が多いことも、今年の特徴だ。早くも2社以上を辞退した人が11.8%いるのだ。内定辞退率は3月1日時点から12.0ポイント増加し、33.1%(昨年比プラス4.2ポイント)と前年に比べ高い。

   こうした結果から、特定の業種、特定の学生に内定が集中することなく、幅広く分け合う傾向が見られることが、昨年に続き今年の特徴のようだ。

   就職活動の具体的な活動内容を聞くと(複数回答可)、「就職に関する情報を収集した」(85.3%)、「エントリーシートなどの書類を提出した」(85.0%)、「適性検査や筆記試験を受けた」(79.3%)、「自己分析をした」(69.6%)、「Web上の面接を受けた」(69.4%)、「インターンシップに参加した」(65.8%)などが上位に並んだ【図表5】。

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(図表5)3月末までの各活動実施状況(リクルート就職みらい研究所の作成)

   ほぼ全員が情報集めを開始しており、具体的に適性検査や筆記試験などの選考試験を受ける段階まで進んだ学生が多いことがうかがえる。

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