こんにちは! ブロックチェーン関連の技術やプロジェクトを調査しています、ブロックスタです! 私は仮想通貨の世界にはまだまだ成長の余地があり、利益を出すチャンスがたくさんあると考えています。
当コラム【仮想通貨通信】では、最先端のちょっととっつきづらかったり、英語のデータしかなかったりするような内容をわかりやすく解説していきます!
思えば、ChatGPTの登場をきっかけに、多くの人々が今後、多くのビジネスへのAIの影響を感じましたよね。今後はAIの市場も、仮想通貨の市場も大きく成長していくことが考えられます。どちらも、これからの社会を大きく変える技術が関わるからこそ、投資して、大きな利益をあげたいですよね。
今回はその中でも、AI技術関連の仮想通貨として注目されている銘柄について、4つほどを例に挙げて、わかりやすくご紹介していきたいと思います!
以前、AIが仮想通貨市場にどんな影響を与えるのかについてまとめた記事もあるので(「激震走る!話題のAIチャットボット「ChatGPT」は、仮想通貨投資に役立つのか!?」)、ぜひそちらもチェックしてくださいね!
AI関連の「仮想通貨4選」をご紹介!
さっそくですが、AI関連の仮想通貨を4つご紹介していきます。特に注目を集めているAI関連の仮想通貨をこちらの表にまとめてみました。
かなりAI関連の仮想通貨として有名なものをあげてみました。しかし、時価総額が大きいものでも1600億円程度と、ビットコインの時価総額である69兆円と比較すると、まだまだ価格が伸びる余地は残されているように見えますね。
しかし、イマイチどんな魅力ある仮想通貨なのか......表を見ただけではわかりませんよね。
ここからは時価総額が特に大きく、そして異なるアプローチで、AIとの関係をもつ「The Graph」と「SingularityNET」の2つについて、わかりやすく解説していきます!
AIの成長に必須!? The Graph(グラフ)とは
The Graph(グラフ)とは、データを整理して、簡単に検索できるようにするインデックスプロトコルのことです。ひとことでいうと「ブロックチェーン界のgoogle」。
ブロックチェーンには、さまざまな分散型アプリケーション(DApps)や分散型金融(DeFi)などがありますが、そのデータは非常に複雑で分散されていて、グーグルなどの検索エンジンではうまくデータを取得できません。
そこで、The Graphでは、ブロックチェーン上のデータをサブグラフと呼ばれるオープンなAPIにまとめて公開し、GraphQLという言語でクエリ(検索)できるようにしています。これにより、ブロックチェーンのデータを簡単に取得できるような仕組みを搭載しています。
現在流行中のChatGPTをはじめとするAIは大量のデータを読み込むことで学習し、成長していく仕組み。したがって、ブロックチェーンとAIが融合し、AIが成長していくなかで不可欠な存在だといえるでしょう。
それではつづいて、もう一つのAI銘柄「SingularityNET」についてもわかりやすく解説していきましょう。
無敵のAI...「AGI(汎用人口知能)」開発を目指す仮想通貨「SingularityNET」とは
SingularityNET(シンギュラリティネット)とは、AIサービスを提供するオンラインのマーケットプレイスのようなもので、誰でも自分が開発したAI技術を登録して売買できます。これはまるで、個々のアプリがApp Storeで取引されるのと似ていますね。
しかし、SingularityNETの魅力はここからです。
SingularityNETが目指している未来は、「AGI(汎用人口知能)」の開発です。汎用人工知能とはその名の通り、何にでも使えるAI。
つまり、最強、無敵のAIということです。
SingularityNETでは、まずそれぞれの機能について特化したAIを取り扱うプラットフォームとなることを目指しています。次に、各々のプロジェクトが取り扱うAIのデータを相互に共有。そして最終的に、特化型AIを相互に組み合わせることで、汎用AIを実現する目標を掲げています。
現在、Singularity NETが発行するトークン(通貨)であるAGIXは、Ethereum(イーサリアム)やCardano(カルダノ)など、複数のブロックチェーン上で機能していますが、将来的には他のブロックチェーンとの相互運用性を目指しています。これにより、さまざまなブロックチェーン上のAIサービスが、SingularityNETで利用可能になります。
AIと仮想通貨の融合として脚光を浴びるSingularityNETですが、プロジェクトはまだ発展途上にあります。
しかし、そのビジョンや技術力は非常に高い評価を受けており、期待が高まっています。今後の成長にかけ少額投資してみて、長期的な視点で動向をウォッチするのも面白いのではないでしょうか。
◆まとめ
今回は、AI関連の「仮想通貨4選」ということで、4つの銘柄を紹介したうえで、とくに2つの注目銘柄について深掘りしてきました。
AIに対して多くの期待と注目が集まっていまだからこそ、開発実態のないプロジェクトなども出現してくるかもしれません。それだけに、投資する際にはしっかりと見極める必要がありますので、ご注意を。
今後も引き続き、仮想通貨に関する最新情報をわかりやすくお届けしますので、どうぞお楽しみに!(ブロックスタ)