平均年間給与は1111万円から微減
三菱総研の2018年9月期の連結従業員数は3918人。翌期から4011人→4133人→4231人と少しずつ増え、2022年9月期には4235人となっています。
DXという追い風があり、他のITコンサルティング会社は人数を大きく増やしていますが、ITサービスの従業員数は、2018年9月期の2842人から2022年9月期の2921人にとどまり、ほとんど増えていません。
単体従業員数は、2018年9月期の891人から930人、977人、1021人とこちらも微増の範囲で、2022年9月期は1093人となっています。
一方、三菱総研の平均年間給与(単体)は右肩上がりに増えており、2020年9月期には1000万円の大台に。2021年9月期には1111万円まで増えましたが、2022年9月期は1024万円にやや減少しました。平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は14年1ヶ月です。
なお、この数字は三菱総研単体のものなので、シンクタンク・コンサルティングサービスに関わる従業員の平均給与等ということになります。ITサービスに関わる三菱総研DCSが同様の給与水準である保証はないので、注意が必要です。
三菱総研の採用サイトには、新卒採用とキャリア採用のページがあります。キャリア採用では、エコノミスト、各種コンサルタント(技術/政策/経営/事業/DX)、事業企画・営業企画、IT企画・管理、営業・アライアンスといった幅広い職種で募集が行われています。
三菱総研DSCの採用サイトにも、中途採用求人が掲載されており、こちらは部署ごとに業界向けのコンサルティング営業や開発エンジニアなどの募集が行われています。たとえば、金融業界向け開発エンジニア(PL/PM候補)では600~1000万円、製造業向けソリューション営業でも同額の想定年収が示されています。