シリコンバレーの巨人が倒れた! SVB破綻の衝撃が、今後の仮想通貨市場に与える影響は?【仮想通貨通信vol.6 後編】

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   こんにちは! ブロックチェーン関連の技術やプロジェクトを調査しています、ブロックスタです! 私は仮想通貨の世界にはまだまだ成長の余地があり、利益を出すチャンスがたくさんあると考えています。

   当コラム【仮想通貨通信】では、最先端のちょっととっつきづらかったり、英語のデータしかなかったりするような内容をわかりやすく解説していきます!

   今回は、シリコンバレーバンク(SVB)の破綻が金融市場、そして仮想通貨市場に与える影響についてわかりやすく徹底解説していきます。

シリコンバレーバンクの倒産...仮想通貨市場へ及ぼした影響は?

   <シリコンバレーの巨人が倒れた! SVB破綻の衝撃が、今後の仮想通貨市場に与える影響は?【仮想通貨通信vol.6 前編】>の続きです。

   SVBの倒産は、仮想通貨市場にも大きな影響を及ぼしました。

   SVB銀行は、USDCというドルと連動するように設計された「ステーブルコイン」を発行するCircle社のパートナーだったからです。

   Circle社は、USDCを発行している会社です。彼らは発行するUSDCを裏付けるために、銀行口座に対価となるドルを保有しています。ドルとUSDCはいつでも変換可能で、実質的にUSDCの価値は1ドルで安定していました。

   しかし、今回の倒産により、Circleのドルを保有する銀行のひとつであるSVBが倒産すると、USDCの対価となるドル預金が保護されずなくなってしまう可能性がありました。この不安から、USDCを売却する人も出てきて、大幅に価格が下落しました。

   一時的にUSDC価格は0.9ドルを割った取引所もあり、それにつられETHを始めとする仮想通貨価格も下落しました。現在はすべての資金が保護されることが発表されたため、おおよそ1ドルへと戻りました。

   0.9ドルとなった際にUSDCを購入できれば、大きな利益を得ることができたというところでは「惜しいことをした...」という気分です。

   USDC崩壊が引き起こした不安も解消され、既存の金融機関への不信感も助け、現在では仮想通貨価格は大幅に上昇している状況ではあります。しかし、今後どのような影響があるのでしょうか。

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