時代の変化やストレスに耐えられる「心」を保つために...レジリエンスの高め方とは?【ひろ子ママの教訓 その147】

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   きょうはRさんがいらっしゃっています。

「仕事ってストレス溜まりますね。ここ数年、コロナ禍で環境の変化も大きかったので、仕事でも対応の仕方や事業方針も変わって、落ち着かない毎日が続いています。この先もAI、グローバル化で働く環境の変化は続きますよね。変化に対しての『打たれ強さ』を強化したいです」

同じ環境下でも「打たれ強い」人になるには?

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   ここ数年、生活や仕事において、何も変化がないという人は少ないでしょう。変化の大きい同じ環境下で働いていても「打たれ強い人」「打たれ弱い人」がいますよね。そこで、「打たれ強い人」になるために注目されているのが「レジリエンス」です。

   レジリエンスとは、逆境や困難を乗り越える力、逆境や困難から素早く立ち直る「打たれ強さ」のことです。時代や労働環境の変化に対して、人はストレスを感じます。困難を乗り越えるために、ストレス耐性を身につけることが必要とされているのです。

レジリエンスの高い人の特徴とは?

   Rさんの強化したい「打たれ強さ」は、レジリエンスを高めることで強化できます。レジリエンスの高い人の特徴を紹介しますね。

・落ち込んでからの失敗が早い
・自責しすぎない
・困難なことに冷静に対処できる
・困難なことにも「自分はできる」と思い挑戦できる
・周りの協力を仰ぐことが得意

   ストレス耐性ができることによって、変化への適応力も高まっていくんですね。仕事でも、役職が上がっていく、業務の幅が広がっていくに従って「乗り越えるべき壁」も高くなっていきます。

   Rさんもこれからストレスを感じたり、落ち込んだりする機会も増えていくかと思いますが、ストレスを感じない状態ではなく、ストレスを感じた状態からどう復活するかが大事です。新しい挑戦をしたいなら、「レジリエンス」を高めておきましょう!

レジリエンスの高め方を紹介!

ガッツポーズ

   レジリエンスは自分でも鍛えることができます。自らレジリエンスを高める2つの方法を紹介します。

(1)自己効力感を高める

   自己効力感とは、自分を認める力や自分を信じる力のことですが、日本人はもともと低めだそうです。自己効力感が高まることで、目の前の困難な仕事に対して「自分はならできる、達成できる、乗り越えられる」といった気持ちで取り組みことができます。

   自己効力感は、誰かに褒められたり信じてもらえたりすることで高まりますが、自らの「成功体験を重ねる」ことでも高まります。ぜひ以下を試してみましょう。

・この1年でできたことを振り返る
・うまくいったことを思い出す

   実は私は自己効力感が低めです。私が高めるためにやっていることは以前に体験した「3か月間、毎日文章を書き続けたこと」を思い出すことです。続けられたことに目を向けると、自己効力感が高まります。ぜひRさんも試してみてください!

   もし直近で「できたこと」が思い浮かばなかった場合、何か目標に対して続けることを意識して、小さな成功体験を積んでみましょう。できている人の真似をすることでも、成功体験につながるでしょう。

(2)周囲の人にサポートしてもらう

   困難が続くと、一人ではどうしようもない場面に遭遇することもあるでしょう。そんな時には周囲からのサポートを得ることも大事です。一人でできることには限界があります。周囲からのサポートがあることで、自分だけでは成し遂げることができなかったことにも達成できるでしょう。

   レジリエンス力は誰にも必要です。Rさん、自らのレジリエンスが高まったらぜひ周りの人のレジリエンスも高めてみましょう。(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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