「第3の財布」を含め、家計の工夫をいろいろ知ると勉強になる
――現在、共働き夫婦の間で「別財布」や「別会計」がトレンドになっていますが、どう思いますか。
川上敬太郎さん「家庭の財布をどのように運営していくかのシステムは、ご夫婦それぞれの働き方が多様化していくにつれ、最適なパターンも多様化していくのだと思います。
どれか1つが正解ということはないはずです。また、いま最適なシステムが今後もずっと最適であり続けるとは限りません。そのつど変化していくのだと思います。
そのように、最適なシステムが移り変わることを考えると、『第3の財布』を含め、財布の分け方や会計の仕方について、さまざまなパターンを知っておいて損はないのではないでしょうか」