米国発の金融システム不安、まだまだ予断許さず...今週の米FOMCは最大注目(3月20日~3月24日)【株と為替 今週のねらい目】

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外国為替市場 ドルは軟調か 米FOMCで利上げとなれば、ドル売りは落ち着く可能性あるが...

東京外国為替市場見通し(3月20日~24日)
ドル・円予想レンジ:1ドル=130円00銭~134円00銭

2023年3月17日(金)終値 1ドル=131円79銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルは軟調か。

   前週のドル円相場は、ドルが大幅に下落した。米国のシリコンバレー銀行の経営破綻に端を発した金融システム不安により、米国の利上げ停止、利下げへの転換観測が強まり、ドルは一時1ドル=131円台半ばまで下落した。

   今週のドル円相場は、ドルが軟調な展開となりそうだ。

   いったんは落ち着きを取り戻しつつある米国発の金融システム不安だが、引き続き、警戒感は強く、リスク回避のドル売り・円買いを誘いやすい状況だ。21~22日のFOMCで利上げが決定すれば、ドル売りは落ち着く可能性はあるものの、ドルの上値が重いことに変わりはない。

   もし、利上げが停止されるようであれば、再びドル売りが強まり、大きく下落する可能性があるため、注意が必要だ。

◆国内外、今週発表予定の経済指標は?

   経済指標は、国内では20日に日銀金融政策決定会合の主な意見(3月9~10日開催分)、24日に2月全国消費者物価指数などの発表が予定されている。

   海外では21日に米国のFOMC(22日まで)、米国の2月中古住宅販売件数、22日にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長会見、23日に米国の10~12月期経常収支、米国の2月新築住宅販売件数、24日に米国の2月耐久財受注などの発表が予定されている。

(鷲尾香一)

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