今年は大きく躍進する年!? カーボンニュートラル実現目指す「脱炭素経営EXPO 春展」...国内外の参加者で盛況に

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   RX Japanが主催する、国内最大規模の脱炭素経営に特化した専門展「脱炭素経営EXPO 春展」が2023年3月15日~3月17日、東京ビッグサイトで開催している。

出展企業は31カ国から、国際色豊かに コロナ禍落ち着き熱気!

   このイベントには、脱炭素に向けた先端技術やサービスを手掛ける31カ国約1200社が出展している。当日は、脱炭素経営を目指す企業の経営者、経営企画、ESG・サステナブル部門などの参加者に向けて、各企業が魅力的なソリューションをPRした。

   「脱炭素経営EXPO 春展」には、第三者保有モデルの太陽光設置事業(オンサイトPPAモデル)や企業の温室効果ガス排出量の可視化クラウドサービス、GHG排出量算定クラウドサービス、AIを利用した最適化技術を活用した空調熱源制御最適化システムなどの、企業課題を解決できるソリューションが集まった。こうした技術やサービスを有する企業への相談や商談が、その場で進められるところが大きな見どころとなっている。

   初日の3月15日午前、開場したばかりの会場は熱気に包まれていた――。いくつかの出展企業で担当者の話を聞いたところ、

「コロナ禍が落ち着いたので、これまでよりも参加者がかなり増えている。午前は落ち着いて商談ができているが、午後は忙しくなりそうだ」
「この1年間で参加者の知識が深まっていて、本格的にソリューション導入を検討しており、商談やアポイントの相談もいただき上々の滑り出しとなった」
「世界的なカーボンニュートラルへの関心の高まりを受けて、脱炭素経営への注目の高さを感じる。今年は海外からの参加者からも引き合いをいただいている」

   と各社とも、その場での商談や訪問アポイントメントも取れ、順調に商談を進めている模様だ。

   来場者の傾向としては、脱炭素をキーワードにこれまでのイベントを踏まえて、自社へのソリューションの導入に意欲的な特に製造業の企業が多いようだ。なかには、欧米・中国・韓国からの参加者も多く、多言語による対応も求められていた。

   主催するRX Japanの担当者は

「今回は海外からの出展・参加も多く、カーボンニュ ートラルの流れにのって、感度の高いビジネスパーソンが情報収集以上に、商談・アポイントメントを求めているように思う。また、電力の『見える化』からエネルギーの節約につなげ、太陽光や自然エネルギー発電施設の建設の検討を進めるなど、脱炭素の取り組みのペースが一段と上がってきていると感じた。それぞれの業界が大きく躍進する年になりそうだ。さらに、大手企業の新規ビジネスの枠として参入してくるケースがみられている。来場者のみなさんには、さまざまな技術やソリューションからヒントを得て、ビジネスに生かしていただきたい」

   脱炭素経営セミナーや出展企業によるテクノロジーを解説するセミナーなど、イベントの一環で行われた講演もにぎわいを見せていた。

   なお、「脱炭素経営EXPO」はこのあと、9月に「幕張メッセ」で開催する「秋展」も控えている。

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