業績予想通りとなれば、4年ぶり営業黒字転換
これまでの業績に目を向けると、コロナ禍も影響して、2022年2月期まで3期連続で営業赤字だった。だが、業績予想通りに2023年2月期に50億円の連結営業黒字となれば、4年ぶりの黒字転換となる。
最終利益が大幅減益なのは、前期に200億円を超える不動産売却益を計上した反動だ。2023年2月期の連結最終利益の業績予想は、前期比69.7%減の26億円。
足元の2月までの月次データが好調なことで、2023年2月期連結決算は今の予想より上ぶれする可能性もある。さらに、本格的なウィズコロナ時代に入る2024年2月期への期待も投資家の間に高まっている。(ジャーナリスト 済田経夫)