2024年春に入学する子どもを対象にしたランドセル商戦が早くも始まっている。
さまざまな商品の値上げラッシュが続くなかで、ランドセルにも割安感を感じさせる定額制のサブスクリプションサービスが登場。さらに、「多様性」や「エコ」など時代をとらえたコンセプトの商品も多く、ランドセル選び=「ラン活」は例年以上に盛り上がりを見せつつある。
10年前に比べ、約1万6000円値上がり ここ1~2年は原材料高の影響も
総務省の調査によれば、ランドセルの価格は21年で4万9565円と、10年前より約1万6000円も値上がりしている。
この1~2年は原材料高でさらに価格が高まる傾向があるという。
コクホーのサブスクサービスは割安で活用できることから、「費用を抑えられてほっとした」などの声が寄せられているといい、関心も高い。
「その都度、気に入ったものに変更できるので安心」などの声もあり、コクホーは「ランドセルも『所有するもの』から『利用するもの』へと価値が変わっている」としている。