太陽光、風力、地熱、中小水力、バイオマス...。環境負荷の少ない再生可能エネルギー(再エネ)の活用・導入がいま、企業や自治体でどんどん広がっていることをご存じですか? 「再エネ活用、はじめませんか?」では、最先端の再エネ事情、取り組みを紹介しています。
CO2を排出せず、環境に負荷をかけない再生可能エネルギーは、オフィスや工場、商業施設、店舗などさまざまな施設に導入されています。特に電力の使用量が大きい工場では、多様な業種で再生可能エネルギーを利用した製品開発が行われています。
今回は、アルコール飲料であるビールの製造について再生可能エネルギーを活用している取り組み事例を紹介します。
日本で最もグリーン電力を活用しているビール
アサヒビール(東京都墨田区)では、「アサヒスーパードライ」を始めとするビールなどの製造について、再生可能エネルギーで作られたグリーン電力を使用する取り組みを推進しています。
みなさんは、「グリーン・エネルギー・マーク商品」をご存知でしょうか。
製造時などに必要な電力をグリーン電力でまかなっている商品には、「グリーン・エネルギー・マーク」が記載されています。そして、「アサヒスーパードライ」は、日本のグリーン・エネルギー・マーク商品の中では、最もグリーン電力が活用されている商品(※)になります。
(※)2009年5月~2020年12月に製造された「グリーン・エネルギー・マーク商品」が対象。
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「グリーン・エネルギー・マーク」が付与されているアサヒビールの商品