2024年、本拠地・パリでパラリンピック開催...アクサが「ブラインドサッカー(R)」を応援するワケ【SDGs実践編】

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ブラインドサッカーは「インクルーシヴ」な世界そのもの

アクサ損害保険株式会社社長兼CEO佐伯美奈子氏(提供:鰐部春雄/日本ブラインドサッカー協会)
アクサ損害保険株式会社社長兼CEO佐伯美奈子氏(提供:鰐部春雄/日本ブラインドサッカー協会)

   日本ブラインドサッカー協会(JBFA)の塩嶋史郎理事長は、「見えない人と見える人が一緒にプレーをするブランドサッカーは、すでにピッチの上にインクルーシヴな社会が反映されている競技でもあります」と、力を込める。

   アクサ・ホールディングス・ジャパンの安渕聖司社長兼CEOは、

「2021年の東京パラリンピックを経た今だからこそ、わたしたちはブラインドサッカー伝道の担い手として、JBFAが掲げる、『視覚障害者と晴眼者があたりまえに混ざり合う社会』の実現の機運を『行動』によって盛り上げていくことが必要であると、強い思いを持っている」

と話している。

   アクサが「ブラインドサッカー」を応援するワケは、ブラインドサッカーというスポーツが、「目指すべきソーシャル・インクルージョンの世界そのもの」だからだろう。

   大会の閉会式で挨拶に立ったアクサ損害保険の佐伯美奈子社長兼CEOは、

「来年(2024年)は五輪・パラリンピックが、アクサの本拠地であるフランスのパリで開かれます。わたしは、このご縁がとても強いものであると確信するとともに、今日(こんにち)のさまざまなブランドサッカーの取り組みが、また次のインクルージョンの一歩につながっていくと感じています」

と語った。

   4チームでスタートした日本選手権も、いまや北海道から九州、沖縄まで22チームが出場している。ブラサカが全国に普及し、参戦するチーム数が増えて、アクサ ブレイブカップが活気あふれる大会として盛り上がることこそが、インクルーシヴな社会の実現に向けたマイルストーンなのかもしれない。(J-CAST会社ウォッチ編集部)

3健康な生活と福祉
4質の高い教育をみんなに
10不平等の是正
16平和で包摂的な社会
17パートナーシップで目標を達成しよう
清水一守(しみず・かずもり)
清水一守(しみず・かずもり)
一般社団法人SDGs大学 代表理事/公益財団法人日本ユネスコ協会連盟・ユネスコクラブ日本ライン 事務局長/英国CMIサスティナビリティ(CSR)プラクティショナー資格/相続診断士
日本大学文理学部を卒業。大学では体育を専攻。卒業後、家業である食品販売店を継ぐも新聞販売店に経営転換。地域のまちづくりとして中山道赤坂宿のブランド化を推進した。その後CSR(企業の社会的責任)の重要性を学び、2018年7月から名城大学で「東海SDGsプラットフォーム」として月2回の勉強会を開催中。SDGsを広めるための学びの場として2019年9月に一般社団法人SDGs大学を開校。現在、SDGs認定資格講座やSDGsイベントなどを開催中。
岐阜県出身、1960年生まれ。
一般社団法人SDGs大学
SDGsを広めるために、誰もが伝道師となるような認定資格講座を3段階で設定。SDGsを学ぶきっかけの資格としてSDGsカタリストから始まり、その上位資格としてのアドバイザー資格、さらにカタリストを育成するカタリストトレーナー資格を設け、2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsを他人事ではなく、『ジブンゴト』としてとらえ、実践していけるようにSDGsの研究・周知・教育を行っています。校訓として学び・実践・達成・及人を掲げ、物心両面の幸せを追求し、真の『自分ごと』を探求できる学びの『場』として、誰もが参加ができるインラインによる「SDGs大学プラットフォーム」、「SDGsキャンプ」などのセミナー、イベントを提供しています。
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