ブラインドサッカーは「インクルーシヴ」な世界そのもの
日本ブラインドサッカー協会(JBFA)の塩嶋史郎理事長は、「見えない人と見える人が一緒にプレーをするブランドサッカーは、すでにピッチの上にインクルーシヴな社会が反映されている競技でもあります」と、力を込める。
アクサ・ホールディングス・ジャパンの安渕聖司社長兼CEOは、
「2021年の東京パラリンピックを経た今だからこそ、わたしたちはブラインドサッカー伝道の担い手として、JBFAが掲げる、『視覚障害者と晴眼者があたりまえに混ざり合う社会』の実現の機運を『行動』によって盛り上げていくことが必要であると、強い思いを持っている」
と話している。
アクサが「ブラインドサッカー」を応援するワケは、ブラインドサッカーというスポーツが、「目指すべきソーシャル・インクルージョンの世界そのもの」だからだろう。
大会の閉会式で挨拶に立ったアクサ損害保険の佐伯美奈子社長兼CEOは、
「来年(2024年)は五輪・パラリンピックが、アクサの本拠地であるフランスのパリで開かれます。わたしは、このご縁がとても強いものであると確信するとともに、今日(こんにち)のさまざまなブランドサッカーの取り組みが、また次のインクルージョンの一歩につながっていくと感じています」
と語った。
4チームでスタートした日本選手権も、いまや北海道から九州、沖縄まで22チームが出場している。ブラサカが全国に普及し、参戦するチーム数が増えて、アクサ ブレイブカップが活気あふれる大会として盛り上がることこそが、インクルーシヴな社会の実現に向けたマイルストーンなのかもしれない。(J-CAST会社ウォッチ編集部)
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