「仁義を切る」「鉛筆なめなめ」「エイヤ!」「ガラガラポン」...いま「おっさんビジネス用語」がアツイ?! あなたは、いくつわかる?

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わけのわからないカタカナ用語より、ユーモアがある

ガッチャンコで一緒に会議をしよう(写真はイメージ)
ガッチャンコで一緒に会議をしよう(写真はイメージ)

   こうした「おっさんビジネス用語」について、ヤフーニュースコメント欄ではさまざまな意見が寄せられた。

「おじさんギャグもそうですが、おじさんたちが使っていた言葉というのは、何か力が抜けるようなユーモア的な要素がありました。これは、面白いとか役に立つとかっていうことではなく、緊張したビジネスにおいて人間関係の潤滑油になっていたのだと思います」
「新人の頃はおじさん用語を聞いて勉強して、ワザと使っていたよ。逆に面白いと思ったし、おじさん相手は場が和む。『エイッ、ヤーでやって!』とか今でも使うことがある」
「私がいる業界では、発注条件等で譲歩する時に、老若問わず『しゃがむ』なんて表現することもある。使われた場面の背景とか文脈から察して、後で『なるほど』と解るのが普通だし、そういう言葉のほうが響きは柔らかくて、参加者間で共有しやすいことも多い」
「私自身振り返ってみて、広告業界にいた頃、『ペライチ』とか言われても最初なんのことか分からず聞いて、自分か使うようになると職業人だなという自負も生まれてきた。がむしゃらに働いていた頃の気持ちを思い出した」

   などと好感を持つ人が多かった。

   そして、現代のなにかと「カタカナ」が多いビジネス用語に、疑問を投げる意見が相次いだ。

「私はここに出ているようなものより、今のカタカナビジネス用語がわからないのが多かったな。日本なのだし、日本語ではダメなのか」
「最近のカタカナのビジネス用語も聞いていて恥ずかしいものがある。本来の英語の意味をゆがめていて、日本人同士ならまだしも、外国人の前では使えないものが多い。根回しの意味でコンセンサスを使ったり、基本という意味でデフォルトを使ったりしていると、英語を知らないのだなと思ってしまう」
「エビデンスなど普通に根拠と言えばよいし、BtoCとか企業と消費者間取引と言えばよいし、なぜ、わざわざ人にわかりにくくするのかが理解できない」
「まったくその通りで、言語とは意志疎通のためのツールであるにも関わらず、わざわざ解りにくい横文字を使っていては言語の機能をスポイルしている。...まずいな。書いていて自分も横文字に侵されていることに気付くわ」
「分かりますわ。BtoCならまだしも、B2Cとかになると、なぜ2があるの?って最初思った」
「確かにカタカナ用語が多いと、ステークホルダーにコンセンサスとるのが容易ではなくなりますよね。イーチアザーで、アジリティーあげあげで、仕事をフィニッシュして、ちょっぱやで、ザギンでシースー決めたいですよねメーン」
「ファシリテートだのアジェンダだの、次々と覚えたてのカタカナ多用したがる職場のほうがイヤです。特に文書にするなら漢字のほうが一目で識別できるのだし」
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